楽器を始める方へ

トランペットって音が出にくくて難しい楽器だと思っていませんか?
その通りです!ですがこれさえ知っていれば、皆さんは思い通りの演奏ができるようになりますよ。

トランペットは他の楽器と異なり、正しい吹き方(フォーム)を最初に身につけることが極めて重要です。
それが後々に思うように楽器が演奏できるようになるか、そうでないかを大きく左右することは間違いないでしょう。

「それではどうすればいいの?」
今まで多くの生徒さんを見てきましたが、根本的な吹き方や考え方が誤っている状態で長年吹き続けている方は、その癖を改善するために多大な労力と時間が必要です。
私もその1人でした。
長い間ハイトーンやバテ、リップスラーに悩んでいましたが、正しい吹き方(フォーム)に改善することで悩みが解消されました。
私自身が遠回りして気づけたことを元に正しい吹き方(フォーム)を伝授します。

思うように楽器がコントロールできて、吹きたい曲が吹けるようになるために、初心者の方にまずやってほしいこと。
それは最低でも2ヶ月の間は、正しい吹き方(フォーム)を徹底的に身につけることです。
主にマウスピースの当て方、楽器の構え方、息の方向、力の入れ方、抑える力です。
その間は残念ですが音階を吹いたり、曲を演奏したりはできないでしょう。
そもそもトランペットはサックスやフルートと違い、音を出すことが難しい楽器です。
吹奏楽部に入り、同級生が他の楽器で音階や楽譜をなんとなく演奏できていくことに焦りを感じ、「僕も早く吹けるようにならなきゃ・・」
と正しい吹き方(フォーム)を無視し、音の出やすい自己流の誤った吹き方で演奏している方がほとんどです。
この焦りに負けず、正しい吹き方にこだわって練習し続けた生徒さんは、1年後にはバテも少なく、ハイトーンがどんどん出せるようになります。
最初はつまらない練習だと思いますが我慢我慢・・
その後には、楽しく演奏できる日々が待っていますよ。